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小野糀
​小野姉妹

味噌・糀のおいしさを伝え

気軽に使うきっかけを作りたい。

日光市塩野室街道にふと現れるセンスのいい看板。

おしゃれな雑貨屋さんかお菓子屋さん?

いいや、よく見ると「甘酒」ののぼりがたなびいている。

一軒家の一角が店舗となっていて、白を基調とした外観、そしてのれんには「小野糀」とかわいいロゴ。糀と言えば古い蔵ではないだろうか。

自分のイメージとのギャップにドキドキしながら店の中に入ると、味噌の懐かしい香りが出迎えてくれた。

そして目に入ってくるおしゃれなデザインの糀調味料とお菓子たち。お味噌屋さんに来たはずなのに、雑貨屋さんに来たかのような錯覚で商品をじっくり見てしまう。

「古臭いを一新。ほんとうの味噌や糀を

  いろいろな世代に知ってほしい。

      気軽に使ってもらいたい。」

こんな想いで小野糀を切り盛りするのは、小野糀店の2人の姉妹だ。しかし実は2人とも、子どもの頃は味噌や糀はそこまで好きではなかったという。


ー味噌は古臭くて、かわいくないー

小さい頃は味噌屋の子供というのが恥ずかしく、胸を張って言えなかった。

考えが変わったのは、大人になってから他のお味噌と比べた時、自分の家のお味噌の美味しさに気付いた時だった。

「無添加のそのままのお味噌ってこんなにおいしいんだ」

小野糀のお味噌は、糀が一般的な市販のお味噌の2倍

これが小野糀さんの1番の特徴と言える。

糀が大豆の2倍入っているため、お味噌の味わいと負けないくらい糀の甘みを感じるお味噌になっているのだ。

そして、代々引き継いできた糀のうまみを味噌だけでなく違う形でつなげていけないか…

その想いが形になったのが、糀調味料やお菓子だ。

代々受け継がれている店名は「小野糀店」

小野姉妹により「小野糀」というブランドが生まれた。

デザインにこだわり、味噌・糀の古臭いイメージを払拭。

「自分たちが使うときにどうしたら手に取るかな?と考えて辿りついたのが見た目の一新でした」

今までにない女性目線からのデザインの再考をした結果、「冷蔵庫の中にデザイン性がある瓶が並んでいると、料理のモチベーションが上がります!」と、嬉しい言葉ももらえるように。

姉妹で始めたきっかけは、これからの生き方を考えるタイミングがお互いちょうど重なったから

今年(2021)で創業100周年となる小野糀。

3代目の高齢化に伴い、今後店を引き継いでいくか否か…この話題があがったとき、

「ここまで続いてきた、地域に愛されてきた味を次世代に繋いていきたい。」

この想いはしっかり一致した。

二人は転職し本業をしつつ、副業で小野糀を運営している。
「2人だからやっていけるし続けられる。そしていろんな人に自分たちの味噌、糀を楽しんでもらえるのがうれしい」

「味噌、糀をきっかけに地域の人たちが

    気軽に集まれる場所にしたい」


お味噌や糀を身近にするには、気軽に味わいに来れる場所がないと始まらない。

味噌蔵の上に小野糀カフェを作って、人が集まる場所にしたい。そして、地元の味噌を買う人たちが増えていってほしい。

「街の一つの課題に、耕作放棄地があります。

地域が高齢化していく一方で、小野糀を活用し、街の人たちと協力しながら放棄地で大豆を育てるなど動ける人たちで故郷を残していきたいと考えています」

2人はニコニコしながら、でも意志の強い口調でそう答えてくれた。

年明けには、敷地内にカフェが完成予定。

​どんどん進化していく2人に目が離せない。

店舗情報

小野糀

栃木県日光市塩野室町796-1

9:00~19:00 

※営業時間や定休日は随時SNSにて更新しています。

​P 敷地内にあり

https://ono-kouji.com/

https://www.instagram.com/onokoujiten/

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