旧日光市民の人たちはおなじみ。「自家製ハム・ソーセージ工房 グルメやまなか」
ソーセージやベーコンはもちろん、メンチカツやコロッケなどのお惣菜も販売している暖かなお店です。
しかし中を覗いて見ると、フレンチをベースとしたお惣菜がソーセージの棚とは別にズラリ。
キャレットラペ、季節野菜のマリネ、野菜のキッシュ、ナポリタン、カレー、ハンバーグなどどれも魅力的なメニューが所狭しと並んでおります(大体10種類くらいはありそうです)
もちろん、料理は間違いなくおいしいので食べてほしいのですが、料理になるまでのストーリーがステキなのです。。。!
これを作っているのが、グルメやまなかの若頭、福井慎之介さん。彼は、都内や海外で料理の修行をして日光に戻ってきました。
「彼のこだわりは、地元日光産のものを使って料理をすること」
都会で見るような聞いたことのない見たことのない野菜、おいしいサーモン、お米、調味料全て日光市を中心とした栃木県産で作っています。
ここまで地元産にこだわるのはなぜか。
「地元へ恩返しがしたい」
それが料理として表現されているのです。
自分を料理の道に導いてくれた日光という場所。そこで支えてくれた人、自分を強くしてくれた人。思い出をくれたこの土地への感謝と、その土地を生かして食材を作る人たちへの感謝を表現したい。
育った街で出来たものを味わい、この土地の豊かさに気づくものでありたい。
テイクアウトにも、抜かりない想い
テイクアウトの商品はどうしてもお店で食べるよりも劣ってしまう…のように諦めから購入する人も多いはず。
それを「家で食べた時が1番おいしい」が提供できるよう、1番おいしいから逆算して料理を作っているのです。
例えばグラタン。グラタンの1番おいしい食べ方はチーズがとろーり、ぐつぐつした瞬間に食べること。それを考えて、家で仕上げるスタイルにしたそうです。
現在はご実家のグルメやまなかさんでお惣菜販売をしているのみですが、2021年7月7日、七夕に「Girouette(ジルエット)」という名前で店舗が誕生します。
ジルエットは日本語で「風見鶏」という意味。
どんなことがあったとしても、気軽に帰れる場所となれるよう名付けたそうです。
家族以外でも「おかえり」と温かく迎え入れてくれる場所、地元から離れてしまった人も、ジルエットが心のよりどころになれるような集う場所となれるようお店作りにもこだわりをこめているそうです。
地物と人たちが地域のことを気軽に話ができるあたたかな料理店になるのが楽しみです。
取材日:2021/04/10
店舗情報
グルメやまなか
栃木県日光市下鉢石町798-1
10:00~19:00 水曜日定休日
P 近くの市営駐車場などを利用
https://www.facebook.com/gourmetYAMANAKA
Girouette(ジルエット)
グルメやまなかさんの正面
※店舗情報確定次第更新します。





















